日頃より、当施設への深いご理解とご協力をいただきまして感謝申し上げます。
ご家族の皆様には大変ご心配をおかけしており誠に申し訳ございません。既にお知らせしている多床室のフロアの感染についてのご報告をさせていただきます。
前回のご報告では一旦収束が見えていた多床室5階でしたが、再び感染者が発生する等紆余曲折がございました。1階ではご報告の通りそのまま収束に向かいました。その都度、該当フロアの感染者のご家族様にはご報告をさせていただきました。本来ならば厳しいお言葉を頂戴しても仕方ない状況であるにも関わらず、「大変ですね。ありがとうございます」「このような状況だから仕方ない。職員さんは大変だ」「頑張ってください」とあたたかい言葉をたくさんいただいて、本当に有難い、感謝の気持ちでいっぱいです。感染された方々はそのお身体の状況によって、回復においては個人差もあり、コロナ療養が終わりになっても健康観察を継続しなければならない方もいらっしゃいます。日々の業務でお応えしていきたいと思っております。
8月19日からの合計感染者数は入居者44名(ショート9名含む) 職員16名でした。
そして、本日10月24日に、最後の感染フロアの5階が「収束」いたしました。
本日より従来の感染症予防対策を行いながら通常の生活に戻ります。5階の職員は今までは他のフロアの職員と関わらぬよう動線を別にしておりましたが、久しぶりに事務所で笑顔を見ることが出来ました。そして今まで見合わせていたご家族との面会についても再開する予定です。(面会については収束のご挨拶と共に書面でご案内させていただきます)
これからはコロナとインフルエンザの両輪に巻き込まれないように対応していかなければなりませんが、今回の経験を無駄にせぬよう、職員一同努めてまいりますので今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
たちばなの里 施設長 加藤洋子
ジョイアスらいふケアセンター 管理者 飯田和弦