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塗り絵コンテスト

すっかり秋らしく、暑い日も少なくなりましたね。これから肌寒い季節となりますが、緑の葉が色づき綺麗な紅葉になるのも楽しみです。季節の変わり目、皆様体調にはお気をつけ下さい。

さて、新型コロナウィルス感染症予防のため自粛生活が続く毎日ではありますが、たちばなの里では、初の試みでもある塗り絵コンテストを実施致しました。お題を決めて共通のテーマを施設全体のご利用者様に取り組んでいただく、参加型コンテスト開催となりました。日頃の塗り絵に取り組んでおられるご利用者様にとっては、お気に入りの作品を発表する絶好の機会となります。今回のテーマは秋らしく「もみじ」となりました!

塗り絵と色鉛筆を渡すと嫌な顔をされたり、手に力が入らないからと断る方も多いのですが、職員と一緒に塗り絵をしたり、「ここ塗って下さい」とお願いすると段々とご自身で塗っていかれます。そんな様子を写真に撮ろうとしたら気付かれてしまいました(^_^;)

ピタッと手を止めてしまったかと思いましたが、「上手く塗れているかしら?ここは何色にした方がいい?」と楽しそうに聞いてこられました。「ちょっとここはどうやって塗ろうかな?」と迷われているご利用者様がいたら職員も一緒になって考えて「こういう塗り方もありますよ。」と優しく寄り添ってアドバイスします。ご利用者様同士で互いに教え、助け合う姿も見られました。仕上がりが近くなると、あと少しだ!と皆様一生懸命に集中していましたね。(*^_^*)

塗り終えたという達成感で笑顔いっぱいのご利用者様もいれば、もう少し出来たかな?と向上心の強いご利用者様まで。皆様いざ取り掛かると配色や立体感の出し方などで考えてしまい、改めて塗り絵の奥深さを実感致しました。一つ一つの作品にご利用者様のそれぞれの思いや性格が表現されていて素敵な作品となりました。(*^^*)

  

完成した塗り絵は投票結果により表彰させていただきます!ご好評につき、次回も塗り絵コンテストを開催したいと思います。(^^)/

令和2年10月 行事広報委員会 広報班 栗田 浩平

新型コロナ感染症予防を踏まえた面会禁止緩和の継続について

日頃から、当施設への深いご理解とご協力を頂きまして有難うございます。厚生労働省からの提示があり面会禁止の緩和を行い、10月を限定的な対面式の面会期間として多くのご家族様にご来所いただきました。ご入居者様の中には久しぶりの面会にうれし涙を流される方、お菓子や衣類などをたくさん頼まれる方など様々な反応がありました。ご入居者様にとって安心した時間を過ごしていただけたと思います。

ご家族様と笑顔でお話をされているご入居者様を想うと早く平常に戻したい気持ちがありますが、これからの季節は新型コロナに加えインフルエンザの脅威との戦いも念頭に置かなくてはなりません。施設で検討を行い、10月に実施していた対面面会を11月も継続して行いたいと考えております。さらなる感染症対策を行いながらになりますので、ご家族様にはご不便をおかけし申し訳ございませんがご協力をお願いいたします。実施にあたっては9月30日掲載の「対面面会の流れ」を参照願います。※たちばなの里からのお知らせに投稿しております。

この面会禁止の緩和は近隣の感染者等の状況、国や県の動きによってご入居者様の安全のために、やむを得ず「原則面会禁止」の対応に戻る場合もございますので、恐れ入りますがご理解いただきますようお願い申し上げます。

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川口文雄さん日記 ~焼きそばを作る~

「今日は皆様と一緒に焼きそばをやりました。4階の人たちが大変喜んでいた顔を見ましたら、私自身も嬉しくなりました。職員の方は、準備するほか大変だと思います。皆さんと話をし、これからも色々なことをしていきたいと思っています。自分より先に生まれた方々の喜ぶ様子を見て、もっと大事にしてやらなければと思いました。自分も負けずに勝たなければと。4階の皆様は気持ちのよい人ばかりです。これからも一日一日楽しくやっていきたいです。」

 

 

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秋の癒しのコンサート

天高く馬肥ゆる秋、皆様いかがお過ごしでしょうか。真夏の暑い日差しは影を潜め、心地の良い秋風を感じる過ごしやすい季節となりました。読書の秋、スポーツの秋・・・また、収穫の季節でもありますね。 そこで「芸術の秋」ゆえに、音楽の話題をひとつ皆様にお届けしたいと思います。

令和2年9月28日、たちばなの里では、当法人職員によるコンサートを開催致しました。今回もコロナ対策としてご利用者様同士の隣接はソーシャルディスタンスを確保し演奏会に参加致しました。

 

演奏者の紹介が始まると盛大な拍手が起こります。曲目は上を向いて歩こう!赤とんぼ、青い山脈、風と共に去りぬ…と誰もが知っている懐かしいあの名曲ばかり!演奏中はその歌声と音色に皆様静かに聴き惚れており、ソプラノ、テノールの美しいデュエット、まるで指揮者のように直接楽器に触れずに音を繰り出すテルミン、管楽器の王様サックスとキーボードとの柔和な響き・・・と、様々な楽器を聴くことが出来ました。

美しい音楽の調べと素敵なハーモニーに包まれながらうっとりした表情を浮かべるご利用者様もいれば、口ずさみ、時には大きな声で元気よく歌われているご利用者様も。「やっぱり歌はいいわねぇ。元気が出るわぁ」「知っている曲がたくさんあって一緒に歌えたの!嬉しかった!」と声があがり、アンコールはリンゴの唄!皆様コロナのことを忘れてゆったりとしたひとときを過ごされておりました。

最後の花束贈呈ではご利用者様が涙ぐみながら、演奏者の方々に感謝のお言葉を述べられており皆様満足そうな笑顔で締めくくりました。このような素晴らしい演奏を披露していただき、誠に有難う御座いました。

 

私たち、たちばなの里行事広報委員会では、引き続きこれからも皆様に楽しんで頂けるようなイベントを提供したいと一同努力していきたいと思います。次回もこうご期待!!

令和2年 10月 たちばなの里 広報班 栗田 浩平